【レビュー記事】トリマ~移動するだけでマイルが貯まるポイ活アプリ~を使ってみた

お金のお話

スマホの普及やポイント産業が増えた昨今、「普段の生活でポイントを貯める活動」いわゆる「ポイ活」が流行しています。この記事を読む方も何かしらのポイ活を行っていることでしょう。

しかし、一般的なポイ活には以下のようなデメリットも存在します。

  • 何かしらのバナーをいくつもタップする。
    • そのくせ、「1タップ1ポイント」など割に合わない。
  • ポイントをたくさんもらうために余計な買い物をしてしまう。

人間が物事を判断する回数って1日の中で決まっているようなので、「割に合わない」ポイ活は結構存在します。「のんびりやって知らないうちに溜まってた!」という実感が欲しいですね。

それらに応えてくれるポイ活アプリが、この【トリマ~移動するだけでマイルが貯まるポイ活アプリ~】です!

トリマ ©INCREMENT P CORPORATION

本記事では【トリマ】というポイ活アプリの概要・おススメできる属性の人・実践しているおススメの設定方法について解説していきます!

(※長いので実践編から飛んでみても大丈夫です)

移動『だけ』でマイルが貯まるトリマ

移動するとアプリ内の「タンク」が徐々に貯まっていき、そのタンクの中身が100%に達すると「マイル」が貰える仕組みが、このアプリ最大の特徴です。

この機能を有効にするには位置情報共有システムを許可しなくてはなりませんが、許可しておけば、アプリを一度起動しておくだけで、自動的に「どのくらい移動したか」を認識し、タンク内にマイルが貯まっていきます

実際のアプリ内画像に解説を加筆

タンク内が100%に達したらマイルが貰えますが、マイルは下のボタンで「動画を見て60マイル+α」or「(動画を見ないで)15マイル」を選択することが出来ます。

タンクが100%に達するには10kmの移動が必要ですが、アプリ内の設定をカスタムすることでそこまで大変ではありません(後述)。

自分でポチポチしなくても貯まっていく様を眺めるのは結構楽しかったりします。楽しくやれるのもこのアプリの良い所でしょう。

「移動」なら何でも良し!

このトリマは「移動でマイルが貯まる」という触れ込みのように、移動なら何でも良いということも特徴の1つです。

歩行はもちろん、自転車や自動車、電車なども全て「移動」ですからマイルが貯まります。移動するだけでマイルが貯まるので、そもそも移動中にスマホを確認する必要もありません自転車・自動車運転のながらスマホ、ダメ、ゼッタイ。

ちなみに、歩行の場合は「移動」だけでなく、「歩数」によってもマイルが貰えます。歩数の場合は1000歩で「動画を見て60マイル+α」or「(動画を見ないで)15マイル」のいずれかを貰えます。

利用上の注意点

個人的にはあまり目立ったデメリットには感じませんが、利用する上でデメリットとして以下の3点があります。

  • 位置情報共有システムの許可が必須なので、端末のバッテリーの減りが大きくなる
  • 上記と同様の理由で、通信料がかかる
  • Amebaの会員登録が必須

ただ、最近のスマホはバッテリーの劣化を抑えるための機能や充電器が出来てきてますし、格安simの低価格小ギガ契約でも、キャリア通信下で動画などを見ない人は、あまり気にならないでしょう。

Ameba会員の登録が必要なのは、このアプリ自体が【ドットマネー】というサービスを経由しないとポイントやギフトなどと交換が出来ないからです。

こんな人におススメ

以下のような属性の方々に、このアプリをおススメします。

  • 通勤・通学距離の長い人
  • 営業や訪問サービス系の職種の人
  • 仕事で車を使う人

このアプリの強みは「移動という日常生活がポイ活になる」ところにあるので、やはり、日常的に移動距離・頻度が多い人におススメですね。

ちなみに、「外出が多い人」や「趣味でランニングやサイクリングをする人」なども挙げられますが、「ポイントのために外出する・ランニングする」は目的と手段がごっちゃになり、余計な買い物・行動で時間・お金・体力を無駄にしますから、活用の際は注意しましょう。

実践編

ここからは実際に「このアプリの無理のないポイ活法」を解説していきます。STEPは以下の通りです。

  • STEP1:まずインストールして取り敢えず平日1日使用してみる
  • STEP2:通勤・通学が大体どの程度の移動距離なのか、アプリを通じて確かめる
  • STEP3:(営業・訪問系サービス職の人は)仕事中、どの程度の移動距離なのか、アプリを通じて確かめる
  • STEP4:まずは2000マイル貯めて、【スピードアップ定期券】と交換する
  • STEP5:STEP2・3で距離の長い方の距離を【3.3】で割り、いくつタンクを用意するか計算する
  • STEP6:STEP4で把握したタンクを用意できるまでマイルを貯める
  • STEP7:マイルが貯まったら、自分が欲しいポイントやギフト券と交換する

この辺がおよそ70~80点の利用法だと思います。ポイ活は100点を目指すとポイントではなくストレスが溜まってしまって続かないので、このくらいで良いかな?と思います^^

STEP1:まずインストールして取り敢えず平日1日使用してみる

何事もまずは経験です。アプリをインストールして、必要な情報を入力し、実際に使ってみましょう。実際に使用することで、「自分の日常生活の移動で、どの程度マイルが貯まるのか」ということを肌で感じてみるところから始めます。

なお、アプリをインストールしたら位置情報共有システムを許可するのを忘れずに。これが設定されないと、このアプリの効力はほぼ無に等しいです。

STEP2:通勤・通学が大体どの程度の移動距離なのか、アプリを通じて確かめる

前述しましたが、アプリのタンクは10kmで1つ満タンになりますから、1日使用して何個のタンクが貯まるのか確かめてみましょう。

タンクはアプリをインストールした段階では5つ既に用意されているので、人によっては通勤・通学で1~2つタンクが貯まるかもしれません。貯まったタンクは忘れずマイルと交換しましょう。

ちなみに、アプリには「動画を見て3倍速」というボタンがありますが、動画を見る手間が嫌でない人はそれを活用しても大丈夫です。

STEP3:(営業・訪問系サービス職の人は)仕事中、どの程度の移動距離なのか、アプリを通じて確かめる

STEP2と同様の考え方で、仕事中の移動距離もなんとなくどの程度の移動距離なのか把握しておくことをおススメします。STEP6で考慮するタンクの数を推定する目的ですね。

社会通念上の注意点ですが、社名の入った制服や社名のついている車を使用している時で明らかに昼休みではないような時間帯にスマホをポチポチしているのは、職場の印象が悪くなるので、その辺のリスクを考えたふるまいを心がけましょう。

もちろん、自転車や車を運転しながらのスマホのポチポチは言語道断です。ながら運転、ダメ、ゼッタイ(2回目)。

STEP4:まずは2000マイル貯めて、【スピードアップ定期券】と交換する

このアプリのカスタマイズにおいては必須項目です。

トリマ内の画面

このカスタマイズの効力は、「30日間、タンクの貯まるスピードが3倍になる」ことです。つまり、タンク1つ=10kmの移動が必要だったのが、約3.3kmで済み、10km移動するとタンクが3つ貯まることになります。

仮に、貯まったタンクを「全て動画を見ないでマイルを回収(=15マイル)」したとして、定期券が切れる30日後に2000マイル貯めるには、タンクを134個貯める必要があります。134個×3.3kmで約442kmの移動が必要です。

これが多いか少ないかですが、例えば、渋谷駅周辺に住んでいたとして、週5日勤務で通勤に10km、仕事で1日平均5kmの移動を要するとします。

100MAPより参照。渋谷駅から10kmは北千住・溝の口・武蔵小杉・蒲田・新小岩など。

通勤で10kmの往復で20km、それが5日間なので100km。営業等の移動が5km×5日間で25km。1週間の平日で125kmの移動です。それを1ヶ月で4週間とすると、125km×4週間で500kmになります。

スピード定期券をセットすると、3.3kmで1タンク貯まりますから、1ヶ月で約151個タンクを獲得できている計算になります。151km×15マイルなので2,265マイルになります。

このペースであれば、定期券を購入した2000マイルを1ヶ月でペイ出来ますね。毎回動画を見る手間を惜しまなければ、タンク1個当たり60マイルなので、単純に4倍のスピードでペイ出来ます。

この判例を、自分自身が利用するかどうか1つの目安にしてみてください。

STEP5:STEP2・3で距離の長い方の距離を【3.3】で割り、いくつタンクを用意するか計算する

え?2・3の「合計」じゃないの?

という声も聞こえてきそうですが、最大10個まで(デフォルトで5個+追加分で5個)しか設置できないのと、多分、通勤したら一旦ポチポチしたくなるので、そこまで大量に要らないと思います。

ただ、この辺は通勤距離の遠いor近いにも関わるので、各自で検討してください。

また、何故【3.3】で割るのかというと、このポイ活はSTEP4で挙げた【スピードアップ定期券】ありきのもので、「3.3kmでタンク1つ」という計算上の都合です。

ここでの注意点は、【3.3】で割り切れない場合は小数点以下切り上げにしましょう。四捨五入にするとタンクからあふれてしまい、貯め損になってしまうからです。少し余分を考えておいた方が無難でしょう。

STEP6:STEP5で把握したタンクを用意できるまでマイルを貯める

タンク1個追加するには10,000マイルが必要になります。

トリマアプリ内の画面

ここまで来たら、もうあとは淡々とやるだけです!マイルを貯める→マイルを回収する→追加タンクと交換する→マイルを貯める…のルーティンです。

30日後に切れるスピードアップ定期券が再交換できるように調整するよう気を付けましょう。

STEP7:マイルが貯まったら、自分が欲しいポイントやギフト券と交換する

十分にマイルが貯まってきたら、自分が欲しいと思ったポイントやギフト券と交換してみましょう!

以下はあくまで一例です。アプリをインストールした後、まず見てみても良いと思います。

  • ポイント
    • dポイント(30,000マイル→300ポイント)
    • Tポイント(100,000マイル→1,000ポイント)
    • 楽天ポイント(30,000マイル→230ポイント)
  • ギフト券
    • LOWSON:プレミアムロールケーキ引換券(16,700マイル→税込み150円)
    • ハーゲンダッツ7種(いずれか1つ)引換券(35,500マイル→税込み319円)

交換には【ドットマネー】の経由が必要です。ちょっと面倒くさいかも知れませんが、無料登録でメルマガなどの配信もないので、登録自体はノーリスクです^^

おまけ:僕自身の活用状況

解説はある程度分かったけど、実際どのくらい稼げんねん!!

という声はあると思うので、僕の実際の活用状況を紹介します!

まず、僕の通勤距離ですが、片道約20kmです(※STEP2参照。また、仕事中の移動距離は、その日によって変動が大きい(当方、訪問看護ステーション勤務)ですが、およそ平均すると1日で30km程度でしょうか。半日換算で15km×2と推計しています(※STEP3参照

そうなると、通勤距離の方が長いので、こちらを基準に【3.3】で割ります。すると、ざっくり【6ちょっと】になります。STEP5の考え方だと小数点以下切り上げで、「タンクは7個」になりますが、「回収忘れ」のリスクを考えてタンクは8個用意しています。

1日で考えると以下のようなマイル回収になります。なお、マイル貯蔵速度はスピードアップ定期券を反映しているものとします(※STEP4参照

  • 通勤(20km)分:タンク6個×60マイル/個交換→360マイル
  • 仕事移動(半日15km)分:タンク4~5個×60マイル/個交換→240~300マイル→1日換算で約500マイル
  • 通勤分(帰宅):タンク6個×60マイル/個交換→360マイル
  • 合計獲得マイル:360+500+360=1,260マイル

以上の計算で月20日の勤務で、仮に休日は一切どこにも出掛けないとすると、1,260マイル/日×20日=25,200マイルになります。

ちなみに、僕も妻も外出好きなので以上の月計算は絶対あり得ません(笑)

ポイント交換が30,000マイル~なので、個人的には貯まり次第dポイント(300ポイント)を交換しています。何に交換するかは個人の価値観で考えましょう。

まとめ

如何だったでしょうか?本記事の概要を如何にまとめました。

  • 【トリマ】は「移動」なら何でも良し
  • 通勤・通学距離の長い人、営業・訪問サービス系の職種の人、仕事で車を使う人におススメ
  • マイルを貯めてポイントやギフト券と交換ができる
  • 車・自転車のながらスマホ運転はダメ、ゼッタイ!!

最後だけホントに重要なので強調しておきます。正しく、安全に利用して、お気楽なポイ活ライフを過ごしましょう^^

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