【第38週】高配当株の投資適格をレベル付けしてみた。

sideFIREドキュメント

ホワイトデーに妻に【銀座千疋屋のフルーツ大福】をプレゼントしたところ引くほど喜ばれました。お腹の子は大丈夫かな?どうも、だりおです。

妻の食リポ曰く

甘すぎないし、フルーツがさっぱりしてて美味しい!!妊娠中でも重たくなくて良い!!

だそうです。妊娠初期の辛いつわりが治まってきた奥さんがいる男性の方は、「お疲れ様」と言ってプレゼントしてあげると喜ぶかもしれませんよ。

さて、今回は春ボーナスの収入に向けて、日本の高配当株の追加投資や新規買い計画を考えました。

そこで、実際にどのようなことを考えて購入を検討しているのか、参考にしている情報源を基に解説していきます。

では、まずは今週の資産運用状況から参りましょう!!

今週の資産運用状況

米国のゼロ金利政策が解除された影響なのか、S&P500は大幅に価額を上げて、久々にプラス域を確認しました。

日本国株については、上の影響に加え、3/21に政府が蔓延防止等重点措置の全面解除を発表して景気回復期待の影響なのか分かりませんが、前週より+3%returnがアップしています。

今回はそんな波に乗り遅れ、または惑わされないための方法論として、高適格な高配当株の探し方について、実際の画面も交えながら解説します。

高配当株投資の高適格株の探し方

これまで、高配当株の購入は、↓の動画を参考に、なんとなくで銘柄を選定していました。

©両学長 リベラルアーツ大学|【初心者向け】高配当株の「分析ツール」の使い方をカンタン解説

今回、中期ポートフォリオの管理のために、「今保有している個別株のどれが投資適格のレベルが高いものなのか?」ということを改めて認識してみようと思いたちました。

動画でも解説されていますが、以下の手順で銘柄選定をしていきます。

  1. Yahoo!ファイナンス「配当利回りランキング」を表示する。
  2. 気になる銘柄を選んで(適当でOK)銘柄コードを確認する。
  3. IR BANKで以下を調べる。
    1. 売上高:右肩上がり、または、安定しているか?
    2. EPS(1株当たりの利益):右肩上がりになっているか?
    3. 営業利益率(高いほど儲かるビジネスをしている):5%以下はダメ、10%以上なら優秀(平均は7%前後)。
    4. 自己資本比率(多いほど潰れにくい企業):60%以上を目安。80%以上なら優秀。
    5. 営業活動によるキャッシュフロー:増加傾向にあるか?
    6. 現金等:増えているか?
    7. 1株当たりの配当金:安定しているか?成長しているか?
    8. 配当性向(利益の内、何%を配当しているか?):30~50%が健全ライン。

ちなみにですが、配当利回りは、東証1部平均では1.96%、日経平均では2.17%とされており、一般的には配当利回り3.5%以上を高配当株と呼んだりしています。

ざっくり、流れに沿って見ていきましょう。

!!注!!

以下には実在する株式銘柄の情報が含まれますが、当該銘柄の投資を推奨するものでも、否定するものでもありません。また、投資適格の有無についても、あくまで個人の意見であり、銘柄購入の是非はご自身の判断で行うよう、お願いします。

Yahoo!ファイナンシャルで高配当の銘柄のコードを確認する

Yahoo!ファイナンスの配当利回りランキングを開くと、以下のような画面になります。

©Yahoo!ファイナンスより引用

下部にスクロールすると、以下のようなランキングが一覧で掲示されています。

©Yahoo!ファイナンスより引用。一部、解説のため加筆しています。

画像の赤線が【銘柄コード】です。この数字は控えなくても覚えなくても構いません。

ただ、これから配当利回りが高い物を全て確認することになるので、そのようなローラー作戦が面倒くさいと感じる方は、ある程度の目星をつけても良いでしょう。

個人的には、目星を付けようにも、知らない企業名ばかりなので、どれが目ぼしい銘柄なのか分からなかったので、やむなくローラー作戦を取っていました。

IR BANKにアクセスし、銘柄の決算データを確認する

銘柄コードを確認したら、次はIR BANKでの分析作業に移ります。IR BANKを開いて、矢印で示している箇所に、銘柄コードを入力します。

©IR BANKより引用。一部、解説のため加筆しています。

今回は例として、配当利回りランキングで1位(2022年3月18日時点)の明和産業のIR情報を見ていってみましょう。

明和産業の銘柄コードは【8103】なので、矢印の部分に入力し、検索をかけると、以下のような画面に移行します。

©IR BANKより引用

そして、画面上表内の【IR 8103】もしくは【銘柄TOP 明和産業】をクリックします。どちらも同じ画面にジャンプします。

©IR BANKより引用。一部、解説のため加筆しています。

この画面にジャンプしたら左側に黄色〇の【決算】をクリック

©IR BANKより引用。

こちらの画面内のデータを基に、「この銘柄は投資適格が高いか、低いか」を判断していきます。およそ10年間程度のデータを参照するようにしましょう。

【会社業績】はここを見よう

【会社業績】の項目では以下の欄を確認しましょう。

  1. 売上高
    • 右肩上がり、または安定しているか?
  2. EPS(1株当たりの利益)
    • 右肩上がりになっているか?
  3. 営業利益率(高いほど儲かるビジネスをしている)
    • 平均は7%前後
    • 10%以上なら優秀
    • 5%以下ならダメ

個人的な適格判断としては、少なくとも上記1・3が満たされていない銘柄は、この時点で「投資適格なし」と判断しています。

投資家としてはある程度の企業の成長性というところも重要なので、1・3が満たされていないということは、強い言い方をするならば「企業としての成長を放棄している」ことと同義だからです。

では、明和産業のデータを見てみましょう。

売上高はまずまず安定していますが、EPSは比較的安定しつつも成長性に欠け、営業利益率は不合格ラインの5%を大きく下回っています

個人的にはこの時点で「高配当株投資においては不適格」と判断します。

今回は分析の流れを見ていくので、このまま明和産業のデータを見ていきましょう。

【財務状況】はここを見よう

【財務状況】の項目では、【自己資本比率】の欄を確認しましょう。

【自己資本比率】とは、企業全体の資本の中から、負債や返済義務の無い資本の比率のことを指します。この数字が多いほど負債が無い企業ということなので、財務が安定して潰れにくい企業という判断が出来ます。

判断基準としては、平均が60%以上を目安80%以上なら優秀だという感覚です。

明和産業の自己資本比率はこんな感じです。

右肩上がりではありますが、合格ラインの60%にはまだまだです。傾向次第では、5年後辺りから高適格銘柄の領域に足を踏み入れる感じでしょうか?

【キャッシュフローの推移】はここを見よう

【キャッシュフローの推移】の項目では、以下の欄を確認しましょう。

  1. 営業活動によるキャッシュフロー(CF)
    • 手元の現金がいくら増えたか?という指標
    • 増加傾向にあるかどうか?
  2. 現金等
    • 増えているかどうか?

こちらの項目では、主に企業としてのライフポイントが十分にあるかどうかを判断します。手元に現金があれば、多少業績が傾いても会社自体を維持することは可能ですからね。

明和産業のデータは以下の通りです。

現金等は右肩上がりですが、キャッシュフローは時々マイナスもあるので、企業としての安定感に欠けますね

なお、CFについては、分かりやすく右肩上がりという銘柄はほとんど無いので、個人的には「直近10年がプラス域ならOK」としています。プラス域であれば、企業の営業成績がずっとプラスという証明になると捉えています。

【配当推移】はここを見よう

最後に【配当推移】の項目では、以下の欄を確認しましょう。

  1. 1株当たりの配当金
    • 安定性と成長性を確認
    • 2008年(リーマンショック時代)の成果はチェックすべし
  2. 配当性向
    • 利益の内何%を株主への配当に充てているかを示す指標
    • 30~50%が健全
    • 70%以上は要警戒

高配当株投資の目的は「比較的安定的に高配当の配当金を受け取ること」なので、これらの指標を見ることによって、「この企業は今と変わらない水準の配当金を株主に還元することが出来るかどうか」を判断する項目になります。

途中で配当金が少なくなったり、配当金制度を辞めてしまう企業もあるので、高配当株投資をする人は重要な項目と言えます。

明和産業のデータは以下の通りです。

2020年の配当金が高かったことに対し、2021年ではガクッと元の水準に戻っていますね。こういった銘柄は高配当株投資の目的には合いません。

この現象は2020年の配当性向が107%とあることが影響を及ぼしています。配当性向が高ければ高いほど、企業は無理をして株主に配当金を充てていることになります。

企業側の立場に立って分かりやすく言うと、

今年は配当金いっぱいあげるから、投資家の皆さん、ウチに是非出資してね!まぁ、来年以降は知らんけど。

対して、投資家の立場からすると、

おお!配当金いっぱいくれるなら、お宅に投資するよ!まぁ、配当金下げるなら株売るけど。

となるので、株価そのものの乱高下も大きくなるので、ポートフォリオのアセットも難しくなります。このような銘柄は高配当株ポートフォリオの面では適格性の低い銘柄になりますね。

ただ、株価の乱高下があるということは、銘柄売却によるキャピタルゲイン(売却益)を得やすいので、短期トレードの手法を取る場合には良いかも知れませんね。

株歴40年超のプロが今、買うべきと考える銘柄

※キャピタルゲインについては、簡単ですが↓の記事で解説しています。

【第28週】インデックス投資と(高配当)個別株投資のどっちが楽なのか?

高配当株投資のレベル付け

これまでのチェックをしたら、自分なりに「この銘柄は投資の高適格、この銘柄は中適格」と決めていきましょう。

個人的には以下のように考慮しています。

  • 投資最適格銘柄
    • 全ての項目がパスされている
    • 銘柄・セクターの株価変動によっては、積極的に追加投資を検討する
  • 投資高適格銘柄
    • 売上高・営業利益率がパスされおり、かつ、5~7つの項目がパスされている
    • 同一セクター内で迷ったら積極的に追加投資を検討する
  • 投資低適格銘柄
    • 上記以外。または、上場実績10年未満
    • 直感が働かない限りは非購入もしくは塩漬け

これらに則って、スプレッドシートの管理表上で最適格を黄色・高適格をオレンジ・低適格を青色のカラーセルにして自分なりに見やすくしています。

僕自身は、本格的に高配当株を始める前に余計なことをやっていたので、ポートフォリオ上では低適格銘柄も多いですが、これから高配当株投資を始める方は、高適格銘柄以上の銘柄を選定して購入したら良いのではないでしょうか?

結び

如何だったでしょうか?今回は比較的長編でしたが、両学長の【高配当株の探し方】動画を文章化してみたような内容にしてみました。

これから高配当株投資を始めようとしている方は、こちらの記事をブックマークしながら確かめていくのも良いかも知れませんね。動画だと止めたり流したりしないといけないので。

もちろん、本記事ではあくまでざっくり解説なので、動画の方が各項目の詳細な考え方や捉え方も解説されています。是非そちらもどうぞ。

©両学長 リベラルアーツ大学

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