スマートフォンやタブレットが普及した現代でも、仕事やプライベートにおいてパソコンを使用する頻度はまだまだ多いです。
タッチパネル式のPCやカーソルパッドの付いているものも増えてきてはいるものの、マウスを使用した方が作業がしやすいという場面も多いでしょう。
そのような方々に問います。
マウスを使っていて、手首が痛くなったことありませんか?
この問いに対して「YES」と答えた方は、これから紹介する商品はほぼ必須レベルと言えるくらい有用な商品になっています!
本記事を読んで、是非その価値に気が付いていただければと思います^^
※先日、こちらの記事で僕自身が愛用している静音マウスを紹介しましたので、良ければこちらも併せてお読みください。

ELECOMマウスパッド『FITTIO』
こちらのマウスパッドは横浜市総合リハビリテーションセンターとの共同開発で、リハビリテーション工学を基に設計されています。
手首の位置に合成ジェルが内蔵されており、硬過ぎず柔らか過ぎない、ちょうどいい具合に設定されているのが特徴的ですね。
サイズ感
パッドそのものの大きさと、実用操作面の大きさは以下の通りです。
- パッドそのものの大きさ
- 幅135mm×奥行220mm
- 実用操作面の大きさ
- 幅135mm×奥行150mm
マウスとの比率や、実際に手を置いた様子は以下の画像を参照してください。ちなみに、画像の手は僕自身の手で中指~手首が18cm・中指~手の平中央が10cmです。一般的な成人男性の手の平サイズくらいです。
※参考:日本人青年の手のひらの幅と大きさ|レファランス協同データベースより


一見すると狭そうに見えますが、手首を軸にしてマウスを動かした場合、1モニターサイズなら、上下左右隅々までカーソルを走らせることが出来ます。単純なマウスパッドとしての機能は十分果たせるサイズ感と言えますね。
リハビリテーション工学に基づいた設計
こちらの商品で最も特徴的な部分は以下の2点です。
- 敢えてマウスパッドが水平ではなく傾斜をつけている
- ジェルの厚みによって安楽な手首の角度を保持してくれる
僕は本業で理学療法士をしています。言わば、身体機能のプロです。専門家からしても、これらの設計はよく考えられているなと思います。
敢えてマウスパッドが水平ではなく傾斜をつけている
FITTIOの特徴を解説する前に、人間の腕について少し触れておきます。
読者の皆さん、人の腕というのは、実はダランとリラックスした場合、まっすぐではないのをご存知でしょうか?
細かい話は割愛しますが、例えばテーブルの上に手を置いたとします。以下の2通りで手を置き比べてみて実感してみてください(醜い手でごめんなさい笑)。


どちらが楽にいれるかと言うと、【①手の平が内側に向いている場合】なんですね。
この人体の特徴を的確に生かしたのが、『マウスパッドに敢えて傾斜をつける』というところなのでしょう。

『傾斜』と言っても画像のように1.5°と僅かなので、使用してて「パッドが傾いてる」という感覚もありません。でも、こんな僅かな角度ですら使用時の疲労感や痛みが変わるんですから、やっぱりこの製品スゴイです^^
また、パッド内にはジェルが内蔵されていますが、パッドの左右で大きさが違います。


左側の方がジェルパッドが厚めに設計されているので、手の平が自然に傾くようになり、前述した「自然な手首の角度」になるようにアシストしてくれます。
ジェルの厚みによって安楽な手首の角度を保持してくれる
ジェル部分については、今回紹介した製品では【Lowタイプ(厚みが低いタイプ)】なので、厚みが18mmとなってますが、【Highタイプ(厚みが高いタイプ)】の23mmというものもあります。
FITTIOがある場合とない場合の手首の角度を見てみましょう。なるべく大げさにならないように気を付けて撮影しました。


手首の反り具合が違うのがお分かりでしょうか?この僅かな角度の違いでも手首はリラックスするようになります。
また、パッドの厚みがある分、手首とテーブルとの間の隙間が埋まるので、余計な力が入りにくくなるので、疲れにくいですね。
従来のリストレスト付きマウスパッドでは以下のような観点で使用感が良くありませんでした。
- リストレストのサイズ感が手首にフィットしない
- リストレストの硬さが硬過ぎたり柔らか過ぎたりしてフィットしない
- 分離型は毎回手首の位置が安定しない
前に使ってた(今使ってる)リストレスト付きのマウスパッドがあんまり合わなかったんだよなぁ…。
という方は是非試してみると良いと思います^^
利用を始めて約半年。実際の使用感は?
実際の使用感ですが、ここまで読んでいただければ察しがつくかもしれませんね。
メチャクチャ良いです。
こちらのマウスパッドを使用してからは、PC作業中に手首が痛くなることは全く無くなりました。
また、話がそれますが、パッドの固定も【剝がしやすく、剝がれにくい】という個人的には最高のパッドでした。
その時の気分や気候に応じて、リビングのこたつやテーブル、書斎のデスク、カフェ…。ノートPCと一緒なら、どこにでも持っていきやすいです。パッド底面にホコリや汚れがついて固定力が弱まっても、ユーザーとしてはあまり気にならないレベルです^^
こんな人におススメ!
- PC作業でマウスを使用する人
- 過去にPC作業で手首を痛めたことがある人
- 過去にリストレスト付きのマウスパッドを使用して「合わないな」と感じた人
- 色々な場所でPC作業をする人
何度でも言いますが、本業・理学療法士という立場からしてもホントにおススメできる製品です!
PC作業をする場面が多くなった現代では、出来るだけ疲れない環境を整えていきたいですね^^
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