楽天モバイル、楽天でんき、楽天銀行、楽天証券…。楽天が提供するサービスは日々拡大しており、それを利用するユーザーもどんどん増えていっています。
その一つの要因、というか正しくこれが唯一無二の要因と言っても過言ではありませんが、ズバリ【楽天ポイント】にあります。
キャッシュレス決済が普及してきた昨今、リリース各社、さまざまなポイント還元キャンペーンを打ち出してきていますが、これまでに還元してきたポイント数は他社の追随を許していません。

このポイント発行の根源となっているのが、【楽天スーパーポイントアップ(楽天SPU)】と楽天市場の各種キャンペーンです。
楽天SPUには様々な項目があり、楽天市場のキャンペーンでも様々な時期に様々なキャンペーンがありますが、その中でも「誰がやっても同じだけの還元率が得られる方法」を解説します!
【注意】
こちらの記事は2022年4月現在のデータ・情報を提示しています。ポイント還元サービスやキャンペーンの内容は変更になる可能性があります。そちらをご理解の上、当記事をご覧ください。
そもそも【楽天経済圏】とは?
楽天経済圏とは、生活に必要なインフラなどの支出を、楽天グループのサービスを利用することによって、様々なポイント還元を受けて、配布されたポイントで支出の支払いをしていける生活圏のことを指します。

冒頭でも書きましたが、この楽天経済圏の活用に欠かせない要素が【楽天スーパーポイントアップ(楽天SPU)】です。楽天グループのサービスを使うことで、楽天市場での買い物時に発生するポイント還元率をアップさせるという仕組みになります。
楽天SPUの概要については、以下の公式サイトを参照してください↓

万人に取り入れられる、再現性の高いポイント還元サービスは?
ポイント還元サービスを提供している会社にはどこにでも言えることですが、色々と条件・上限があります。
ポイント還元最大15倍か…。そしたらあのサービスもこのサービスも使わないと!
こういう場合、大抵は余計なサービスを利用しすぎて本来なら払わずに済むお金がかさんで、かえって損するケースですね。
また、こんなこともあるでしょう。
このキャンペーンとこのキャンペーンとこのキャンペーンが重なった時じゃないと最大限の還元が貰えない!
という場合は、ポイント還元に意識・計算が行き過ぎて日常生活からストレスを感じてしまうことも多いと思います。大事なのは、無理なく出来る内容であることです。
以下では、万人に当てはまるであろう、再現性の高い楽天のSPUやポイント還元キャンペーンを紹介していきます。
再現性の高い楽天SPU
万人におススメできる楽天SPUは以下の通りです。
- 楽天市場で買い物:楽天カードで決済する(+2%)
- 楽天カードの引き落とし:楽天銀行に設定(+1%)
- 楽天証券の利用:楽天銀行と連携の上、30,000円以上の投資信託購入に楽天ポイントを利用(1ポイント~)する(+0.5%)
- 楽天市場アプリで買い物(+0.5%)
これで計+4.0%のポイント還元を受けることが出来ます。
楽天カードを利用して楽天市場で買い物(+2%)
楽天カードは楽天経済圏の入場チケットのようなものなので、もはや必須レベルですね。
いまや楽天カードはクレジットカードの機能だけでなく、ポイントカード・楽天Edy(チャージ型電子マネー)として使える3wayカードと化しているので、都会に住んでいるなら、その気になれば楽天Edy機能付き楽天カードを持っているだけで生活するのも不可能ではないかもしれません。
以下のバナーからカード作成の申請が出来ます。
楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定(+1%)
楽天銀行はゆうちょ銀行ATMでの利用が無料だったり、ユーザーランクによってはコンビニATMでの利用手数料も無料になったりなど、普段使いの銀行口座としても結構有用です。

楽天銀行は後述する楽天証券との紐づけ(マネーブリッジ)を行うことで、普通預金の利息が年利0.1%と、他のメガバンクと比べてもかなり利息が高いです。人件費がかかりにくいネットバンクならではですね。
だから、楽天証券自体の活用(投資など)をしない場合にも、紐づけだけしておいて定期預金代わりに普通預金して、高利息の恩恵だけ受けるのもアリかも知れません。
楽天証券と楽天銀行の連携の上、月30,000円以上の投資信託購入に楽天ポイントを利用する(+0.5%)
月30,000円と書くと、そこそこ大きな金額に見えますが、つみたてNISAを満額設定(年間40万円の積み立て設定)し、「ポイント利用をする」に設定しておくだけでOKです。

条件上、1ポイントの利用だけでもOKです。付与ポイントは月によっても変動する場合があるので、1ポイントだけ投信積み立てに利用し、残りのポイントは普段使いする方が賢い方法だと思います。
楽天証券…証券口座だって??投資なんて危なそうだし、やりたくないよ!
「投資=ギャンブル」と捉えがちな日本人にはもしかしたら多い意見かも知れませんね。
もちろん、ポイント投資といえども、「投資」には変わりないので、投資したポイントの元本が割れるリスクも確かにあります。
しかし、ポイントは現金に比べると信頼性の低い資産(発行元の倒産リスクや使用不可能な店舗もある)です。そんなあぶく銭みたいな資産であるポイントを、現金と同じ土俵である場所で投資が出来るのは、よく考えたら凄いことだと思います。
ちなみに、僕自身もこのポイント投資から資産運用を始めました。余談になりますが、資産運用の開始【第1週】~【第10週】のまとめ記事もあるので、よかったら覗いてみてください。

楽天証券に投資する用のポイントですが、日々の生活費の支払いなどを楽天カードで支払いしていれば自然と付与されていくので、それ以上特別なことをする必要はありません。
楽天証券のHPを以下に貼っておきます↓

楽天市場アプリで買い物(+0.5%)
タブレット端末に【楽天市場アプリ】をインストールし、そのアプリ内から購入をすると、それだけでSPUのポイント還元を受けられます。
スマホだと画面が小さいから商品や説明が見にくいよ!
という声もあるかと思いますが大丈夫です。
裏技(?)として、パソコンのブラウザ版楽天市場で商品を検索し、必要な商品を選択します。その後、購入するのではなく【買い物かごに入れる】のです。

すると、アプリ側の楽天市場の画面はこのようになります。

こちらで「購入手続き」をすることで、0.5%分のポイント還元を受けることが出来ます。画像の比較だとアプリ内の方が送料ありきのポイント還元ですが、間違いなく0.5%分プラスになっています。
再現性の高いキャンペーン
楽天市場での買い物の際には時期によって色々なキャンペーンを行っているので、よりポイント還元がお得になるタイミングがいくつもあります。その一例がこちらです。
- ご愛顧感謝デー【市場の日】:毎月18(いち・ば)日→+1~3%(会員ランクによって変動)
- 楽天お買い物マラソン:不定期開催→+1~9%(利用ショップ数によって変動)
- 5と0のつく日:毎月5、10、15、20、25、30日→+2%
ご愛顧感謝デー【市場の日】:毎月18(いち・ば)日
楽天会員になると「会員ランク」というものが設定されます。この会員ランクの詳細については以下を参照してください(画像がリンクしています)。

ダイヤモンドランクは数字で見ると難しそうに感じるかもしれませんが、この記事を参考に、ティッシュや洗剤といった日用消耗品を楽天市場で半定期的に購入していたら最高ランクの維持はさほど難しいことではありません。
このご愛顧感謝デーはランクに応じて以下のようにポイント還元率が変化します。
- ゴールドランク:ポイント還元率+1%
- プラチナランク:ポイント還元率+2%
- ダイヤモンドランク:ポイント還元率+3%
【毎月18日】という覚えやすさもあるのもメリットですね^^
注意点としては、還元されるポイントの上限が1000ポイントと他のキャンペーンと比べるとやや少ないことです(例:ダイヤモンドランク会員なら33,300円の購入で999ポイントの還元)。高額な商品を購入する際は別のキャンペーンを利用した方が良いでしょう。
楽天お買い物マラソン:不定期開催
楽天経済圏を利用する人たちの消費行動がにわかに騒がしくなるタイミングが、この「楽天お買い物マラソン」の時期です。

このキャンペーンの概要は、1ショップ買い物する毎にポイント還元倍率が1%ずつアップしていくもので、最大還元率は以下のように+9%までアップします。
- 1ショップ利用:楽天カード利用分のポイント還元1%×1=1%
- 2ショップ利用:楽天カード利用分のポイント還元1%×2=2%
- 3ショップ利用:楽天カード利用分のポイント還元1%×3=3%
・
・
- 10ショップ利用:楽天カード利用分のポイント還元1%×10=10%
このキャンペーンの注意点としては以下の通りです。
- あくまで「楽天カード利用分のポイント還元+1%」ありきだということ
- 異なる商品でも同一ショップでの買い物なら倍率は変わらないこと
- 付与ポイントの上限が7000ポイント
最も注意すべき点は、【2.異なる商品でも同一ショップでの買い物なら倍率は変わらないこと】です。
この楽天お買い物マラソンを利用すると、「たくさん買い物したらポイントいっぱい貰えるんでしょ?」と勘違いしてしまうと、同一ショップでの買い物になるので、倍率が変わらなく、単なる無駄遣いになってしまう可能性があります。
例えばですが、歯磨き粉・化粧水・洗顔フォーム・乳液・ヘアワックスを買うとして、全てマツモトキヨシで購入するのではなく、マツモトキヨシ・ウェルシア・カワチ・マルエドラッグ・セイムスで買い分けるようなものですね。
不定期て…。いつ開催されるか分からないのに、どこが再現性だよ!
と、感じる方もいるかも知れませんが、【楽天ポイントアップカレンダー】で確認できます。お買い物マラソンに関しては、比較的近くにならないと日程がリリースされませんが、それでも、「何をお買い物マラソンに合わせて買おうかな?」と考えておく分には、十分なツールになります。
【楽天ポイントアップカレンダー】URL:https://calendar.rakuten.co.jp/cal/6286/
5と0のつく日:毎月5、10、15、20、25、30日
その名の通り、毎月0と5のつく日にポイント還元が得られるキャンペーンです。

他方では、「このキャンペーンよりもいい日はあるよ」という情報もありますが、このキャンペーンのメリットとしては「毎月定期的にあるので覚えやすい」ことです。
また、前述のお買い物マラソンと同時期に重なるタイミングも多いので、併用も可能な点もメリットですね。
付与ポイントの上限が3,000ポイントですが、上限に達するには60万円分の購入が必要になるので、せどりなどの副業をされている方以外はあまり気にする必要はないでしょう。
【おトク感は人による】再現性の低いSPUやキャンペーン
楽天経済圏に浸かっている人たちにとっては、「他にもたくさんおトクなSPUもキャンペーンもあるよ!」という人もいますが、以下の項目については注意点があるので、本記事上では敢えておススメしません。
- 楽天SPU
- 楽天モバイル【+1%】:自身の生活圏(住居・職場・移動先etc)が楽天モバイル回線エリア内にあるかどうか
- 楽天プレミアムカード【+2%】:年会費11,000円が必要。ポイント還元で元を取るには、毎月10万円分楽天市場で買い物をする必要がある。
- 楽天証券米国株式【+0.5%】:月30,000円の米国株の購入は損失のリスクの方が高い。VOOなど買い付け手数料無料のファンドは対象外。
- ポイント還元キャンペーン
- 楽天スーパーDEAL【20~50%のポイント還元】:欲しい商品がキャンペーンの対象になっているかリサーチが必要。他のキャンペーンとの併用が不可(スーパーDEALの還元が優先)。ただし、付与ポイントの上限が無いため、高額家電などの購入なら検討の余地アリ。
- 勝ったら倍【+1~3%】:前日に楽天ゴールデンイーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナが勝ったら、翌日の楽天市場のポイント還元が上がるもの。負けたら還元されないため、機会損失になり、安定しない。「買う日の前日に勝ったらラッキー」程度。
ポイント欲しさに、実は自分にとって不要なサービス・ものを登録・購入するのは本末転倒です。
「ポイント還元率200%!」みたいな「買えば買うほど消費者に利益がある」というポイント還元サービスはあり得ないので、自分にとって無理のない範囲でサービスを利用しましょう。
まとめ
如何だったでしょうか?今回の記事のまとめを以下に示します。
- 再現性の高い楽天SPU【計:+4.0%】
- 楽天カードを利用して楽天市場で買い物(+2%)
- 楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定(+1%)
- 楽天証券で楽天銀行との連携の上、月30,000円分の投資信託購入に楽天ポイントを利用する(+0.5%)
- 楽天市場アプリで買い物(+0.5%)
- 再現性の高いポイント還元キャンペーン
- ご愛顧感謝デー【市場の日】:毎月18(いち・ば)日→+1~3%(会員ランクによって変動)
- 楽天お買い物マラソン:不定期開催→+1~9%(利用ショップ数によって変動)
- 5と0のつく日:毎月5、10、15、20、25、30日→+2%
- 再現性の低いSPU&キャンペーン
- 楽天モバイル(+1%)
- 楽天プレミアムカード(+2%)
- 楽天証券米国株式購入(+0.5%)
- 楽天スーパーDEAL(20~50%のポイント還元)
- 勝ったら倍(+1~3%)
ポイント還元サービスはどこまで行ってもオマケなので、ストレスなく実践するには60~80点程度で良いのです。そして還元されたポイントは必ず使い切る!これが鉄則です^^
これからも一緒に学び、自由な生活に向けて走っていきましょう!!

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